沖学歯だより 第1号平成19年9月1日

食育

夏休みも終わり、園児、児童生徒は、お遊戯会、学芸会、文化祭、運動会、体育祭の準備で大忙しだと思います。 また、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋となります。さて、これまで、教育といえば「知育」「徳育」「体育」の 3つが基本とされていましたが、これらに加え、生きる力、生活習慣の観点などから,現在最も注目されているのは 「食育」です。食育は、健康な生活のために必要な食に関するあらゆることを学び育むことです。この機会に2学期の 学校保健委員会で食育への取り組みを深めてみませんか。

食育基本法とは?

(平成17年7月に施行されたのをご存知ですよね)!!

いつ出来たの?目的は?

平成17年6月10日、第162回国会で食育基本法が成立し、同年7月15日から実施されました。 また、この法律が制定された目的は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を 育むことができるようにするため、食育を総合的、計画的に推進することにあります。 なお、この法律の全文は、内閣府ホームページ(http://www.cao.go.jp/)でご覧いただけます.

そもそも「食育」って何なの?

食育基本法の中では、「食育」を次のように位置づけています。

なぜ法律が作られたの?

食育基本法が制定された背景は、この法律の中で具体的に述べられています。私たちにとって毎日欠かせない「食」を めぐる様々な問題について日頃から気になっている人も多いのではないでしょうか。主なものを挙げると次のとおりです。 このような状況は、私たち個人の問題というだけでな<、我が国の社会全体の問題として放置しておくわけにはいきませんね。 そこで、これらに対する抜本的な対策として、国民運動として食育を強力に推進するための法律が制定されたわけです。

食育月間と食育の日

食育基本法に基づき、平成18年3月に食育推進会議において「食育基本計画」が作成されました。 その中で、毎年6月は「食育月間」とし、毎年19日は「食育の日」とすることが定められました。 食育月間では、国、地方公共団体、関係団体などが協力し、テーマに基づいた運動が実施されます。 そして毎月19日を食育の日とすることで、継続的な食育活動を呼びかけています。食生活の乱れ などが原因となる生活習慣病は、年々増加の傾向にあります。野菜をしっかり食べるようにする、 家族揃って食事をする、といったことも、食育への取り組みの一環です。日頃から食の重要性を見直す 機会が増え、健康意識も高まるようになると、いいですね。

様々な「こしょく」の問題

子供の食環境で問題になっている「こしょく」。当てはまる漢字により意味合いは様々ですが、 特に注目されているのが「孤食」と「個食」。「孤食」とは、食事を1人でとる、または家族が 揃わず別々の時間に食事をする事です。「個食」は家族が揃っていてもバラバラに好きな物を 食べることです。多忙で食事を共に出来なかったり、調理に十分な時間がかけられない、塾通い の子供が増えたことなど、ライフスタイルの変化が原因として考えられています。他にも、自分の 好きなものばかり食べる「固食」、食べる量が極端に少ない「小食」、パンや麺など製粉した ものばかり食べる「粉食」などがあります。食卓は、家族のコミュニケーションの場であり、食事の 作法を学んだり、食の大切さを伝えるといった役割も持ちます。食卓を囲み、家族団らんの大切さを、今一度見直してみましょう。

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